人間が生きていくために欠かすコトができないのは水です。
お水がなくなってしまっては、人間が生きることは不可能です。
だからこそ、私たち人間はお水を利用するために、海や川といった水源と上手に付き合っていかなくてはいけません。
ところが最近日本では、天災による大豪雨や豪雨の影響で起きる土砂崩れ、川の氾濫など、生きていくために必要なお水で空前の被害を受けています。
大雨の時、気象予報で大雨警報などが発令して学校が臨時休校になって喜んでいた子供時代もあるかもしれませんが、近年の豪雨は大雨警報では対処することができない様な未知の雨量となっています。
そのため、大雨警報では対応することができない様な被害が発生するような雨量や雨の状態によっては避難する可能性が高い様な雨の場合に対して発令する「大雨特別警報」が新しく設けられました。
大雨特別警報が設けられたとしても、必ずしも被害を防ぐことができるというわけではありません。
東京などに住んでいると、突然滝の様な大雨にあたってしまった、という経験はありませんか?
この様な一時的に降る雨は夕立や「キツネの嫁入り」などと言われるような、一時的で雨量も少ない雨でした。
ところが、異常気象の影響によりこのような一時的な雨にも関わらず、その雨量が半端ではありません。
都心では電車がストップしたり、発着に遅れが生じたりするような雨量です。
しかも、こういった一時的に激しく降る雨に対して大雨特別警報がいきなり発令するわけではありません。
あくまでも大雨警報が発令した後に、大雨警報が大雨特別警報にスライドするといった感じです。
そのため、気象庁の発表が遅いということで、豪雨被害にあった都道府県からは警報の発表は気象庁も行なうが、避難が必要の可能性がある場合は気象庁の発表を待たずに各都道府県判断で出来る様にしたいと言っています。
雨が降らないと干ばつの問題も起こるだけに、難しい問題と言えます。