未分類

騒動に発展した伊藤園が販売している水素水

伊藤園と言えば「お~いお茶」のキャッチフレーズで有名な飲料水メーカーです。

新幹線などの車内販売でお弁当を購入する時に一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

お茶として知名度が高い伊藤園ですが、2015年7月に高濃度水素水の販売を開始したことで、日本国内で伊藤園の商品を買わないという人が増える騒ぎが起こりました。

インターネットなどでの伊藤園の商品レビューで、伊藤園の商品は購入しない方がいい、伊藤園のお茶は危ない、など一部では不買運動にまで発展するサイトもあり、混乱が生じました。

そもそも高濃度水素水とは、水素ガスが水に含まれている飲料水のことです。

普通の飲料水と比較しても水素水の方が美容や健康に良いと言われていますが、その根拠は明確化されていません。

伊藤園では2008年から「還元性水素水」という水素を含んだ水素水の販売を継続的に行なってきています。

「還元性水素水」は2008年から販売を開始して、今までに累計で500万本以上の売上げがあります。

その「還元性水素水」をリニューアルしたのが、2015年7月に販売開始となった「高濃度水素水」です。

「高濃度水素水」は1本200mlの7本セットで価格が税込1780円です。

不買運動にまでつながる騒ぎとなったのは、伊藤園のホームページで明確な水素水の効果を不鮮明に紹介したことです。

健康に良い、美容に良い、とサイトには書いてあっても、何がどういう風に良いのか、一般の水との比較とかをしたものも一切なく、「高濃度水素水」に含まれている水素の量や水素の抜けにくさだけを謳い文句にしていました。

そのため、伊藤園の商売が危ないのではないか、詐欺っぽいなど、大手企業としてのホームページのサイトに多くの消費者が混乱し、不安になったのではないかと思われます。

目に見えない物質や素材などの効果は人によって違うため、ハッキリと明確的なコトが言えないのも事実です。

しかし、伊藤園が「高濃度水素水」で詐欺をしているとか、ウソを言っているとかそういったコトではないので、レビューを見ただけでの決めつけはしないようにしましょう。