ハードな仕事を終えた自分自身へのご褒美に、会社で上司に怒られて嫌な思いをしたから、仕事で疲れたから気分をパーッとしたくて、ゴクゴクとビールを飲む。
ビール好きには『ゴクゴク』『グビグビ』というのどごしがたまらない。
この、のどごしがたまらないんだよね、のどごしがあるからビールがとっても美味いと、ビール好きな人は言います。
ところが、こののどごしを表現している『グビグビ』『ゴクゴク』というのどごし感をコマーシャルで放送することが禁止となりました。
のどごしが爽快なのはビールだけではなく、チューハイも同じです。
だからこそKIRINビールやアサヒビールなどの飲酒メーカーはコマーシャルで必ずと言っていいほど、『ゴクゴク』『グビグビ』というのどごし感をしっかりと表現しています。
こののどごしがあるからこそビールが売れる、チューハイが売れる、ビールやチューハイが美味しそうに見えるわけです。
しかし、こののどごし感がアルコール依存症の人にとって良くないという理由から、のどごし感を表したCMが禁止となったのです。
つまり、アルコール依存症の人にのどごし感を表しているCMが毒だから配慮をするように、と言われたのです。
そんなコトを言ったらタバコのCMやドラマの中でプッカーと煙を出しながらタバコを吸うシーンは禁煙中の人や禁煙外来で禁煙をしようとしている人にとって、毒なのではないでしょうか。
現に禁煙中の人は、タバコを吸う人と絡まない様に関わらない様にします。
それは、目の前でタバコを吸われると吸いたくなってしまい1本くれない?と衝動に負けてしまうからです。
それなのに、のどごし感のCMがダメと言われても、お酒が好きな人からすれば納得がいかないことではないでしょうか。
それこそ言うならば、ドラマや映画にタバコもお酒も出すなっと言う感じではないでしょうか。
しかし日本での酒類の売上げは年々減少しています。
故に飲酒メーカーはこれからビールやチューハイの美味しさを表すために新たな手法を考えて、売上げが伸びる様に考えなくてはいけません。