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難しいダム建設

人間が生きるために欠かすことができないのは水です。

食べ物がなくても水だけを飲んで1週間近く生き残った、という遭難者はたくさんいます。

飲み水さえあれば、人間はなんとかある程度は生きることができます。

人間の体内は水分でほとんどできています。

水は、自然の恵みです。

雨が降らないと、貯水の水を使うコトになるので雨が降らないのは困ることです。

それは日本の昔話でも、日照りが続くと雨乞いの儀式をすると言う程、自然の雨に頼っているのです。

そのため人間は、ダムを作って少しでも貯水をしようとします。

しかし、ダムを建設するとなれば山の方でしか建てることができず、ダムを建設するために村を潰してしまうことが昔から行われてきました。

もちろんダムを建設するために村を犠牲にしなくてはならないとなれば、村で生活をしている人からすれば素直に賛成することができません。

村での仕事で生計を立てている人もいれば、村でずっと生活をしてきたから新しい住まいを提供すると言われても安直にイエスとは言えません。

故に、ダムを建設するとなればダム建設反対派が必ず出てきます。

村を出て生活をすることができる人もいれば、村で一生を終わらせると考えて来た人からすれば特に学歴もなければ、資格を持っていることもないため村を出てからの仕事があるのかが不安という人もいます。

ダムを建設するために立ち退きに応じたら国からある程度の援助金は出ますが、その援助金は一生困る様な額ではないのです。

だからこそ、村がなくなったら生活をすることが難しいという人はたくさんいるのです。

若者であれば、まだ人生をリセットするなり違う道を見つけることができますが、もうすぐ定年間近という様な年齢の人からすれば就職先を国が保障してくれないと働き場がないことくらい理解しています。

人間が生きるためにダムを作るコトは大事かもしれませんが、それによって生活ができない人も少なくないのです。

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