日本で今いちばん再生されている回数が多い動画サイトと言えばYouTubeではないでしょうか。
YouTube以外にもニコニコ動画やTwitchなどがあります。
ニコニコ動画は、エンコードの重さや投稿動画の動画の画質など色々と配信者側からすると懸念する問題があるので、YouTubeでの投稿をメインにして生放送もニコニコ動画からYouTubeでしている従来のニコニコ動画での配信者がYouTubeに増えています。
YouTubeとニコニコ動画では視聴者層の年齢が大きく違っています。
ニコニコ動画はYouTubeが流行る前から動画投稿サイトとして、日本でいちばん最初に大きくなった動画サイトです。
ニコニコ動画で多いのが、一部の映像と音楽や曲を合体させるMAD動画やゲーム実況、アーティストの曲を歌った歌ってみた、踊ってみたなどの動画です。
ニコニコ動画を大きく成長させるきっかけになったのが、ボーカロイド初音ミクの登場でした。
初音ミクの登場により視聴者の年齢層が大きく跳ね上がり、配信者よりも視聴者の年齢が高いというリスナーが多いです。
一方、YouTubeは12歳未満という制限がついているにも関わらず小学生や中学生と言った若い世代や子供の視聴者数が圧倒的に多いです。
YouTubeと言えば、HIKAKIN(ヒカキン)さんが毎日動画を投稿しており、○○をしてみた、○○を買ってみた、などコンビニで新発売の商品があればそれをレビューしてみたり、実際に使ってみたなどの動画で視聴者を魅了していきました。
子供や学生は大人と違い、お小遣いという制限があるために、HIKAKINさんが紹介する商品の感想を見て、商品を購入するかしないか判断する動画でもあります。
またHIKAKINさんは、モンスターストライクなどのアプリゲームの動画も投稿しており、HIKAKINさんはアプリゲームに関しては無課金という制限でプレイを頑張っていました。
ニコニコ動画から古参のニコニコ動画の配信者がYouTubeに移動して来たことでYouTubeの年齢層が急激に高い30代、40代といった大人世代が増えました。
そのためYouTubeでの広告も子供向きや子供がいる親に向けていたものから大人に向けたお酒の広告が急激に増えました。
お酒のCMもビールから日本酒まで幅広く、芸能人を使っているCMもあれば、30代40代で流行ったマンガのキャラクターを使ったCMもあります。
お酒は法律で20歳からと決められています。
そのため、YouTubeでのお酒のCMはリスナーの年齢層や目的からしても需要が見込めないため夏限定など、お酒が売れる時期にCMを入れていることがほとんどでした。
しかにニコニコ動画から大人世代が急激に増えたため、時期に関係なくお酒のCMが入る様になってきました。
これから暑くなる夏に向けて、お酒、特にビールは売れる時期に突入します。
そのためYouTubeでのビールのCMにも力が入っており、放送の頻度も増えています。