お酒好き、お酒を飲む人の中には日本酒が好きな人も多いのではないでしょうか。
お酒には、色々な種類があります。
日本酒、焼酎、ビール、カクテル、ウィスキー、発泡酒、海外からのお酒を含めると日本で販売されているお酒の数は何百となります。
そんなにたくさんのお酒の数があるのにも関わらず、日本酒だけをこよなく愛して飲む人が多いです。
日本酒と言えば、日本の酒造メーカーや酒蔵(さかぐら)で製造されいます。
歴史がある日本酒となれば、酒蔵も何百年という歴史があり、先祖代々から日本酒造りをしているという酒蔵も少なくありません。
日本酒がいちばんこだわっているのは、原料です。
米ぬかや米、麦、イモなども大事ですが、こだわりにこだわっているのは水という酒蔵も多いです。
先祖代々の酒蔵を引き継いでいるところは、長年の味を変えない様に気を付けなくてはいけません。
だからこそ、水にこだわりを持ち、天然水が湧いている場所に酒蔵を構えているというところもあります。
しかし、日本が少子化に突入したことや日本酒離れなどが原因で、酒蔵の跡を継ぐ人がいない、自分の子供は酒蔵を継ぎたくないからとお酒とは無縁の企業で勤めているという後継者不足が日本酒などの酒蔵で目立っています。
中には、お酒のことに対して何の知識もない社長の子供が突然帰って来て代替わりしたという酒蔵もありますが、長年勤めて来てお酒一筋として働いて来たベテランの従業員と折が合わずに解雇して行った結果、酒蔵を潰してしまったというケースもあります。
また、日本酒に欠かすことができない水なのに、コストが高いから、利益を優先したいからといってこだわりを持っていた水を使わずに、日本酒を製造したところ顧客が一気に離れてしまい、日本酒愛好家からあそこの酒は不味くなったなどネットに書き込みをされているケースもあります。
美味しい日本酒は、厳選された原料と選ばれた水から造られることで、質を落とすことがなく愛好家達を満足させられる日本酒が誕生すると言っても過言ではありません。