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お酒が飲めない人にとっては憂鬱な忘年会

1年最後の月である12月、日本は年末年始でバタバタとした日常を過ごす中、忘年会などお酒を飲むイベントが増えます。

友達同士で打ち解けた忘年会、会社の行事のひとつとして行なわれるあまり出席しても楽しめる感じがしない忘年会、いつもはインターネットの中でしか会ったり会話をしないけど忘年会という名目で初めてプレイヤー同士が顔合わせになる緊張の忘年会など、さまざまな忘年会が行われます。

友達や気心しれた仲の良い職場仲間や同僚だと、お酒が飲めない人間がいてもお酒を飲めない人間として受け止めてくれているので、お酒を飲む必要がありません。

しかし、会社の行事として行なわれる忘年会になると、お酒を飲むコトができない、苦手という人にとっては苦痛で仕方がありません。

なぜなら、上司であってもそこまで気心がしれていない、会話をすることもなければ形だけの上司と部下という関係であるから、上司からお酒を勧められると断るのが難しい、苦手という人も少なくありません。

お酒が飲めないことを相手に伝えたら「上司の酒が飲めないのか」「そんなんでは営業ではやっていけないぞ」「そんなんだから一人前として扱ってもらえない」と嫌味を言いながらお酒を強要する上司もいるからです。

立場が逆で、上司がお酒を飲めないと部下がお酒を勧めてくることもなければ、上司が飲まないから部下も飲まないというルールが出来上がっています。

たかがお酒と思う人も多いかもしれませんが、お酒は飲めない人や苦手な人にとっては飲むコトで命を無くしてしまう可能性がある恐ろしい飲み物です。

急性アルコール中毒という言葉があるように、お酒に弱い人は強い人よりも飲む量が少なくても急性アルコール中毒で倒れてしまい救急車騒ぎになってしまいます。

日本では毎年必ずと言っていい程、飲酒が原因で亡くなる事故は起きています。

自分がお酒に強いからと言って相手が必ずそうとも限りません。

お酒は楽しく飲む飲み物であって、無理に飲ませたり強要されて飲む飲み物ではありません。

忘年会だからと羽目を外さない様に注意して楽しい時間を過ごしましょう。