水周りのトラブルで多い場所と言えば、トイレです。

トイレが詰まった、ウォッシュレットから水がポタポタと垂れる、水の流れが悪いなど、トイレのトラブルは一戸建て、マンションに限らずどこでも起きる水のトラブルです。

マンションは上層階部分よりも下層階部分の方がトイレが詰まりやすいと言われています。

その理由は、上層階で流したトイレの水が下に流れていくからです。

一度に流すトイレットペーパーの量が多ければ、水に溶けずどこかの管でつっかえてしまうことも珍しくありません。

そうならないためにもマンションでは１年～２年に１回、業者に依頼して高圧水で管の掃除をしてもらうことがオススメです。

また最近のトイレットペーパーの多くは再生紙を利用しているものが多いです。

再生紙を使うコトで、トイレットペーパーのコストを下げることができますが、工程によっては少し固めのトイレットペーパーが出来上がってしまいます。

ホームセンターやファミリーレストランなど、一般客にもトイレを開放しているお店では消耗品のコストを削減するために少し固めのトイレットペーパーを使っています。

固めのトイレットペーパーだと水で溶け切らないため、多い量を使ってしまうと詰まってしまいます。

そのため、店舗によっては注意を呼びかけています。

最近は、トイレットペーパーだけでなく水に流せるティッシュやウェットティッシュ、ポケットティッシュ、赤ちゃん用のオムツなどがありますが、流す水の量を抑えている節水タイプだと水でスッカリと溶けきれず、詰まってしまう可能性が高いです。

水に流せると書いてあっても、ゴミ箱に棄てる方が理想的と言えば理想的です。

トイレは詰まってしまうと汚水などが逆流してしまうので、トイレが詰まらない様に使いましょう。