今、あるコトをしたスケートリンクが日本中から大批判をされ、動物虐待だと大騒ぎになっていることをご存知でしょうか?
それは、スペースワールドが開催したスケートリンクで、そのスケートリンクの目玉はなんと5000匹の魚を氷付けにしたモノでした。
スペースワールドでは、今回のイベントを『氷の水族館』と言ってました。
5000匹の氷付けにされた魚の上を滑るという何とも複雑と言うかショッキングなもので、実際にスケートに行ったヒト達の意見では、思っていたものよりもグロかったので滑るのに抵抗を感じた、魚に見られているかと思うと恐かった、せっかくのスケートなのに楽しむコトができなくてもう二度と行きたくない、という意見がほとんどでした。
スペースワールドがした5000匹の魚を氷付けにしたイベントが批判されたのには、大きな理由があります。
それは『生きていた5000匹の魚を生きたまま凍らせた』という情報がインターネット上に流れたからです。
しかし実際は、公設地方卸売市場で死んだ魚を仲介人を通じた購入したものとスペースワールドの担当者が説明しています。
普通に考えて生きた魚を5000匹も市場に流さず、スケートリンクにするために流すということはありえません。
寿司屋や魚を使った料理店の魚の仕入れ担当者が、怒ると思います。
とは言え、説明に不備があったとは言え、スペースワールドの開催したイベントが良いものかと問われたらそうではないでしょう。
しかし中には、水族館で飼われている魚も海から連れてきたのだから水族館も同罪と言う意見も少なからずありました。
水族館や魚の扱いにシビアになっているのは、イルカの捕獲が禁止されたことがニュースとして新しいからではないでしょうか。
仮に死んだ魚を使って展示するにしても、もっとちがうやり方があったのではないのでしょうか?
テーマパークも遊園者数が年々減っているので、少しでも起爆剤となればと思ってしたイベントが逆にマイナスになってしまったのではないでしょうか。