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ガンが完治する水は存在しない

医者にガンの宣告をされたら、誰でも『え!?』っという気持ちになるのは普通のコトです。

ガンを宣告された本人だけでなく、家族にも動揺は伝わります。

自分と妻が70歳、80歳で、子供も独立して家庭を築いていたら、ガンの宣告をされてもショックはショックでも、気持ち的にあきらめがつくヒトがほとんどです。

しかし、ガンを宣告された人物が20代、40代など、これから先の未来や人生があって、子供もまだ学校に通っている立場となれば、ガンの宣告は本人だけでなくパートナーも同じコトです。

患者が自分の身を心配するのではなく、家族のコトが気がかりになって仕方がありません。

自分が死んだら住宅ローンが払えるだろうか、子供が希望する学校に行かせてあげることができるのか、パートナー独りになった時に満足に生活ができるのか、色々と心配な面がたくさんあります。

1分1秒でも愛するパートナーのそばにいたい、家族と過ごしたいという強い願望が生まれます。

そんな時に、この水を飲んだらガンが治った、手術が必要と言われるほど大きかったのに水を飲み始めてからガンが小さくなって手術しなくてもいい、と言われたという言葉をよくインターネットや折り込み広告で見かけます。

現時点での日本の医療技術で特定の食べ物や飲み物を飲んで、ガンが完治するということはありません。

しかし、患者の年齢が若ければ若いほど、医療技術以外のモノにでもすがりたくなるものです。

そういった患者の気持ちにつけ込んで、この水を飲めばガンが完治すると謳い文句にしてただの飲料水を高額な価格で販売します。

中には、水道水をペットボトルにつめてシールを貼っているというヒドい業者もあります。

しかも水となれば飲料だけでなく食事やお風呂などでも水を使うので、継続的な利用になります。

しかし、こういった水でガンが完治することはないので、広告やサイトに注意してください。