爆発的に話題を集めた水素水ですが、水素水に医学的な効果がないと分かると水素水のブームは静かに終息しました。
水素は無味無臭なので、そのお水の中に本当に水素が含まれているのかも分かりません。
ただ大手企業が販売しているからと言う大手企業というブランド力で信用していた人がほとんどでした。
水素水が爆発的に話題となったのは、水素水を飲めばガンを治せるや大きな病気を予防することができる、などの目に見えない利用者の口コミでした。
そこにこぞって大手企業が次から次へと水素水の商品を展開したために、水素水って本当にスゴいんだ、と消費者の中で誤解を生じたブームが起こったのです。
水素水は、お水に水素を含ませたモノであって、水素を含ませたからと言って水の成分が変わるわけではなく、効果もハッキリしていません。
そのため大手企業などで水素を含んだ水素水を販売する時は、法律に触れないギリギリのラインでの謳い文句がほとんどでした。
しかし、中には自社の水素水を飲んだら手術や抗がん剤を使わずにガンを治すことができた、糖尿病の症状が軽くなった、など特定の病気を出して販売している会社もありました。
そのため、消費者センターなどでは水素水に対して注意勧告が出ており、中には逮捕されている業者も数多くいます。
水素水には何も効果がないと言うことが公に言われてから、水素水を販売する業者が一気に減りました。
しかし、水を飲む真夏シーズンを目前としている中で、再び水素水を売り込む企業が増えて来ています。
急激な暑さで暑さバテをしているヒトが増えている中、水素水を飲んだら前日を翌日に持ち越さなくなったと言った疲労回復の効果を謳い文句にしています。
しかし実際はそういう効果が医学的に証明されているわけではないので、注意をしましょう。