水を使わない商品は、昔からありました、

有名なのが『水を使わないシャンプー』ではないでしょうか。

『水を使わないシャンプー』は、入院していて長期間お風呂に入っていないヒトやキャンプなどでお風呂がないような場所に行くのに持って行くヒトが多かったです。

顔や体はウェットティッシュで抜いてサッパリすることができますが、頭はウェットティッシュで拭いてサッパリと言うわけにはいきません。

頭が坊主なヒトであればウェットティッシュで拭くことができますが、女性にとっては汗をかいているのに頭を洗えないのは髪がベトベトして気持ち悪いです。

水を使わないシャンプーはスプレー式になっていて、髪の毛にシュッシュッと吹きかけて手で髪を揉んで、その後はタオルで拭くだけです。

吹きかけたスプレーを洗い落とす必要はないのです。

しかし、『水を使わないシャンプー』を使ったヒトの感想はあまりよくありませんでした。

余計に髪がベタベタする、普通にシャンプーしてシャンプーを落とし切っていない様なヌルヌル感が髪に残る、まだ冷たい水で洗った方がマシ、と言ったモノでした。

そのため１回使ったらもういい、というヒトがほとんどでした。

それから時代が経過し、高齢化社会に突入して自宅での介護をするヒトが増えたコトで『水を使わないシャンプー』も大きく進化しました。

以前の様なヌルヌル感も残らない様になり、スプレー式もあればウェットティッシュなどで拭くスタイルも増えました。

また『水を使わないシャンプー』だけでなく、水を使わない洗顔、水を使わないボディソープ、ハンドソープなどの新アイテム色々なメーカーから発売されています。

『水を使わない』シリーズが増えたコトで介護をされる側も楽にはなりました。

そして『水を使わない』アイテムは、被災時の便利アイテムのひとつとして注目を集めています。