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風邪には水うがいが効く?

風邪はなるべくなら引きたくはないものです。
ですが、季節や体調不良などで引いてしまう時があります。

すぐに治る人もいれば、長引いてしまう人もいます。
体質や引き方は人それぞれ違うのです。
インフルエンザなども怖くなります。

身近な病気だからこそ予防対策はしっかりしたいはずです。
でも、知っているようで知らないままでいる事もあります。

今回は風邪を引いた時の対策や、予防についてお伝えします。
参考になると思います。

「風邪を『引く』」と言うのはどうして?

風邪の症状は主に咳が出たりくしゃみしたり喉の痛み等です。
こうした疾患の総称を『かぜ症候群』『感冒』と言います。

薬局やTVCMなどで『総合感冒薬』という言葉を見聞きする事があるはずです。

吹いている「風」が病の意味合いにされたのは平安時代でした。
後に体調を崩してしまう風が邪気と考えられ始めたのです。

やがて「邪」を当てた風邪(ふうじゃ)から「かぜ」と呼び始めました。
「かぜ」と呼ばれだしたのは明治時代になってからだといいます。
『引く』と言うのは『風を体内に引き込む』ところから来ているのだそうです。

『風を引く』という言葉は平安時代から言われていました。
痛風・破傷風・風疹も『風の病』からの名残だそうです。

風邪を引きやすい人とあまり引かない人の違い

風邪を引くかという質問をした所、1年に5~6回引くという方がいました。
ですが、逆に引いた事がないという方もいました。

風邪ウイルスが体内に侵入しても、免疫力が強ければ症状は出ないです。
個々の体が弱っていたり、免疫が落ちている時に風邪を引きやすくなります。

風邪ウイルスというのは、インフルエンザウイルスと比べて感染力が弱いです。
なので、健康体なら感染はしないです。

日々の生活で疲労やストレスが蓄積していると、免疫は落ちます。
ただし、引いていても軽症な事で気づかず、かえってリスクを負う場合もあります。

風邪は数日も経てば治ります。
呼吸できないくらいの咳や、脱水症状に近い下痢の時は二次感染の恐れがあります。

風邪を引いてしまったら

よく聞かれる言葉に『風邪は万病の元』というのがあります。
この言葉は細菌の二次感染から来ています。

鼻水が出たり、咳が出たり喉が痛み出すのは一般的な症状です。
軽いうちはまだいいですが、酷くなると筋肉が痛み出したりします。

これらが悪化したり長引いた時は、早急に病院に行ってください。
風邪を引くと病院から処方されたり、市販の風邪薬を買うと思います。

ですが、これらを飲んでも風邪が治るというわけではないです。
薬を飲むと症状が緩和され、体力を蓄えていきます。

その内、体内の免疫が風邪菌と格闘してくれます。
風邪薬というのは症状を和らげ軽くしてくれるだけです。
自身の体内に宿る免疫が戦う事で、風邪は治っていくのです。
風邪薬は症状の緩和だけ

うがいは大きな効果がある

うがいをすると、口内のウイルスを流してくれる印象があります。
ですが、プロテアーゼという酵素を流す事で効果が大きくなります。

最初に口の中に水を含み、全体をクチュクチュとうがいしてすすぎます。
次に、顔を上に向けガラガラうがいをしていきます。
この時、『アー』と声を出して口内の水をかき回してください。
最後にガラガラうがいをして終わりです。

外出から帰宅して各15秒ずつ、就寝前にも行ってください。
どこの家庭にもある水道水でうがいすれば、風邪のおよそ4割は減ります。

水うがいが実行されているのは日本だけという事で証明されていませんでした。
ですが、川村教授による研究の結果実証できたのです。
お薦めの衛生習慣です。
水うがいは効果的

まとめ

風邪を引いてしまうと、症状や熱の上がり方でしんどくなります。
風邪を引きやすい人もいれば、あまり引かないという人もいます。
引く人とそうでない人の差は、免疫力です。

風邪薬を飲むと、体の症状を和らげてくれます。
そして体内の免疫が風邪菌と戦い治していってくれるのです。

帰宅後と就寝前に水うがいをすると効果的です。
クチュクチュうがいを1回・ガラガラうがいを2回行ってください。

推奨できる衛生習慣と言えるのです。