5月と言えば、季節は初夏です。
朝夜は涼しく、昼間は暑くもなければ寒くもなく過ごしやすい気温の季節です。
近年は、温暖化によって5月でも暑い日もありますが、異常気象な気候ではありません。
しかし、2019年の5月は異常と言う様な気温が日本全国各地に襲いかかりました。
それは30℃を超える真夏日の様な暑さです。
稀に都道府県の1~2カ所くらいで、異常な暑さを記録することもありますが、日本全国で30℃を超える、さらに北海道でも30℃を超える暑さが連日続くと言うありえない気候でした。
北海道にとって5月は、長い雪シーズンが終わり春がやってきた頃で、桜のシーズンでもあります。
ところが今年の北海道は天候にかなり振り回されてしまったため、桜の開花もあっという間で一瞬で終わってしまいました。
その理由は4月下旬に異例の雪が降ったのです。
北海道は雪国ではありますが、春になった4月下旬に積もるほどの雪が降るのは非常に珍しいことです。
さらに北海道で雪を降らした寒波は日本列島にも来たので、4月なのに寒いという異常気象でした。
そのためほとんどの人が5月は平年通りか、少し寒くなるのではないかと予想していました。
日本では10月の秋シーズンに運動会や体育祭を開催している小学校、中学校が昔は多かったのですが、近年10月は台風や大雨といった大荒れの気候が多かったために5月に運動会や体育祭を開催するところがほとんどです。
5月は割と天候にも恵まれ、気温も寒くもなければ暑くもなく、生徒や応援にきてくれている保護者のコトを考えても5月はシーズン的にはとても良いのです。
ところが、今年の5月は予報がハズレてしまい、真夏日の様な暑さが続いてしまったのです。
そのため今年は5月に熱中症で救急車に緊急搬送される生徒や大人が多かったです。
5月は、水分補給をあまりしない人が大半だと思いますが、今年は5月から水分補給が欠かせません。
デパートやスーパーなどでも5月から真夏日シーズンの様にエアコンをつけいていなのです。
そのため今回は急に一気に真夏日になったので、冷房が使われていないお店がほとんどだったので、お店に入っても涼むことができませんでした。
そしていちばん危険なのが、まだ5月だから大丈夫という考えです。
真夏になると水分補給を心がけてする人が増えましたが、真夏シーズンではない月に暑いと、たまたま今日が暑いだけと考えてしまい水分補給を心がけない人がほとんどです。
そのため熱中症で倒れたり、脱水症状になったりするのです。
特に地面から近い子供は地熱の熱さも受けているので、大人以上に熱中症になりやすいので注意が必要です。
30℃を越えた日は何月かということは関係なく、きちんと塩分と水分補給を行う様に気を付けましょう。
特に幼い子供やペットは、大人以上に暑さを感じているので水分をこまめに与える様にしましょう。
暑さは、体の水分だけでなく体力も失ってしまいます。
暑さが毎日続くと体調不良を起こす人が多いかもしれませんが、急激な暑さでも体の水分も体力も奪われてしまいます。
体力を奪われないためにもスポーツドリンクや経口補水液を摂取するようにしましょう。
また5月の暑さは陽の力が大きいので、木の木陰など陰がある場所に移動するだけでんもかなり暑さが違います。
陰があるところで水分補給をしましょう。
日本は異常気象で今までに例のない状態で天気予報士でも予報がハズレてしまうことが多いです。
水分補給は、自分で気温を見たり、外に出て暑く感じたら飲む様にしましょう。
一時的な暑さであれば経口補水液やスポーツドリンク以外のジュースなどでもかまわないので自分で心がけることが家族や自分を熱中症から守ることができます。