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水辺に生息するサイレントキラー

今、日本の水周りに危険な陰が潜んでいます。

それは、蚊を媒介とする病気です。

日本にはもともと蚊が夏になるとブーンと飛んできます。

ペチッと叩いて潰したり、キンチョールなどの蚊取り商品を購入して、蚊を退治します。

日本では、蚊という生物はその程度な生き物と解釈をされています。

しかし、蚊は恐ろしい病気を媒介する危険な生き物で、サイレントキラーとも呼ばれています。

蚊が恐ろしいのは、繁殖する場所です。

蚊は元々、水辺で生息します。

とは言え、必ずしも池や川と決まった水辺ではなく、水が溜まる場所ならどこでも繁殖、生息ができるという点です。

つまり、自分の庭にある小さな池や雨水が溜まっているバケツ、空き缶などでも蚊は繁殖をすることができるのです。

昨年、蚊を媒介としたデング熱が日本でも騒ぎとなり、池の水を抜くなどをして、デング熱を終息に力を入れるためにできることをするという事態に発展しました。

このデング熱が昨年、騒ぎとなったのが池がある公園での感染者でした。

公園の池だかというわけではありません。

たまたま公園の池のデング熱を媒介とする蚊が生息していたというだけであって、それがもしかしたら自分の庭先だった可能性は充分にあります。

蚊を媒介とする危険な病気に感染しないためには、蚊にさされないことがいちばんの対策ではありますが、なかなか難しいコトです。

そこでできることと言えば、庭先やベランダに長期間もの間、水を貯めないということです。

お花にあげるお水で毎日汲み置きのお水を交換しているというケースでは問題はありません。

あくまでも、長期間放置されている水場や水が溜まっている場所が、蚊の発生源としてなる確率がとても高いのです。

またデング熱の次に怖いのが、温暖化によって活動範囲を拡大しつつある、マラリアという病気を媒介する蚊です。

これから水辺などがある場所に行く機会が増える人も多いので、虫除けスプレーなど蚊対策はキッチリと行ないましょう。