2018年の日本の夏は、今までに経験のない異常気象に見舞われています。
そのひとつが暑さです。
夏と言えば暑いのが当たり前ですが、2018年の夏は今までに経験がない暑さです。
日本では35℃を越えたら真夏日で熱中症の危険性が高まるのですが、今年は日本全国あちこちで35℃超えが当たり前で連日37℃、38℃といった異常な暑さを記録したのです。
唯一、涼しいのが北海道くらいで本州では37℃超えがほとんどで40℃という暑さを記録する都道府県が多発するほどです。
その暑さの故、部活の応援に来ている学生や大人たちが次々と熱中症で救急搬送されるという騒ぎが全国で起きています。
それは、屋外だけの話しではありません。
工場などの職場や駐車場の警備員、大工など冷房がない場所や陽の下での作業をするヒトたちが仕事中に体調不良を訴え、バタバタと倒れる光景も当たり前なのです。
そのため気象庁は、災害レベルの暑さと認定し、暑さから命を守る行動をニュースや会見で訴えていました。
それでも、熱中症で救急搬送される人の数は増える一方です。
その理由は、2018年の暑さの特徴は湿度が異常に高いという点です。
沖縄の暑さは湿度が低くカラッとした暑さなので、湿度が高いジメジメした本州との暑さは違ってきます。
しかし、2018年の本州は従来の夏よりも湿度が高いため、外に出るとキツい陽射しとサウナに入っている様なムッとした暑さのため、体の水分が必要以上に奪われてしまうのです。
サウナに慣れていない人がサウナに長時間入っていると、のぼせて倒れてしまうことがあります。
まさに2018年の夏の暑さは、サウナの暑さなのです。
夏の暑さは太陽の陽射しと思うかもしれませんが、実際には湿度も関係しているのです。
太陽の陽射しを日傘や長袖で当たることを防ぐことができるので暑さを減らしている様に思いがちですが、サウナの中には太陽の陽射しというものは存在しません。
それでもサウナで人が倒れてしまうことはあるのです。
それはサウナの湿度の高さで体の水分が奪われてしまうからです。
汗をかくということは、体の水分が外に出ているのです。
だから日陰などを歩いていても汗を大量にかいていたら、体から水分が奪われているのです。
サウナに長時間入っている人は、必ず水分を持って入り、サウナの中で必ず水分を摂取します。
6時間という長時間サウナに入るわけではないのに、1時間2時間という短い時間でも必ず500mlのペットボトルに水やスポーツドリンクを入れて中に入り、必ず20分~30分という短い間隔で水分を摂って脱水症状にならない様に気を付けます。
2018年夏の暑さは8月になっても暑さが和らぐことがありません。
脱水症状にならないためには、こまめは水分摂取がとても大事なのです。
汗をかくとき体内から水分と塩分が奪われてしまうので、水分摂取をするのでもお水などのミネラルウォーターではなく、スポーツドリンクや経口補水液を摂る様に心がけましょう。